水着になる季節が近づくと気にする人が増えるのがVラインの医療脱毛です。
そして、Vラインを医療脱毛するなら、ついでにIOゾーンも医療脱毛したいという人も増えています。
しかし、VIOはムダ毛処理した後がチクチクしたりかゆくなることが多い部位です。
そこでおすすめのVIO脱毛後のケアについて解説します。
医療脱毛するとチクチクする!VIOならではの原因
VIO脱毛をすると肌がツルスベになると期待すると思いますが、意外にもチクチク感に悩まされる人が多いのも事実です。
医療脱毛は肌に少なからず刺激を与える施術なので、施術前後に適切なケアを行わないと思わぬ肌トラブルの原因となってしまいます。
まずは、VIO脱毛でチクチクしてしまう原因を2つ紹介します。
VIOが医療脱毛後にチクチクしてしまう原因
- 医療脱毛前の自己処置
- 肌の乾燥
医療脱毛前の自己処理
医療脱毛クリニックで施術を行う前には、あらかじめ自己処理をしてムダ毛を短くしておく必要があります。
自己処理ではカミソリなどを使う人が多いですが、カミソリを使用するとムダ毛の先が尖ってしまうというデメリットがあります。
特に、VIOのアンダーヘアは硬くて太く、カミソリで剃ったムダ毛の断面が鋭角になるため、伸びる際に毛先が肌に刺さってチクチクしてしまうのです。
特に、T字カミソリは肌への刺激が強いので避けたほうがいいでしょう。
一般的に、シェーバーを使用すると毛先が尖りにくいといわれていますが、中には尖ってしまうものもあるので注意して選ぶ必要があります。
VIOは肌の角質層が薄いため、とても刺激に弱いデリケートゾーンです。
誤った処理方法では肌にダメージを与える可能性が高いので十分に注意しましょう。
医療脱毛クリニックでは一度の施術ですべてのアンダーヘアを抜くわけではないので、施術開始すぐの毛量が多い時期にはこのような症状が出やすくなります。
肌の乾燥
こちらでは、VIO脱毛後のチクチクの原因として考えられる肌の乾燥について見ていきましょう。
医療脱毛の施術後は乾燥しやすい
医療脱毛クリニックでの施術後にチクチクしてしまう原因としては、肌の乾燥が考えられます。
医療脱毛クリニックでの脱毛にはさまざまな方法がありますが、肌に熱を加えて毛根にダメージを与える方法が一般的です。
施術中に肌に熱を加えることによって、医療脱毛後の肌はとても乾燥しやすい状態になります。
乾燥状態の肌はさまざまな刺激による影響を受けやすく、いつもならば気にならないちょっとした刺激にも敏感に反応してしまうのです。
また、肌の表面にある角質層が施術によって除去されることも乾燥の要因となります。
角質層には保湿機能と外部の刺激から肌を守るバリア機能が備わっていますが、この角質層が除去されることによって肌は乾燥しダメージを受けやすくなります。
さらに、肌が乾燥すると新陳代謝が低下し、肌表面にある角質層が厚くなってしまいます。
すると皮膚の表面上に毛が出てこない埋もれ毛になる可能性もあるので注意しましょう。
医療脱毛後の乾燥した肌に刺激となりやすいもの
医療脱毛後の肌は乾燥しやすいので、ちょっとした刺激でも肌にチクチクと感じてしまいます。
素材でいうとアクリルやポリステルなどの化学繊維や、毛羽立ちのあるウールなどには気をつけましょう。
また、見落としがちなのが衣類の縫い目やタグです。
いつもならあまり気にならない部分ですが、医療脱毛後の肌が敏感になっているときはチクチクと感じやすくなります。
他にも、ほこりやハウスダスト、ダニなども肌への刺激が強く、炎症や腫れ、かゆみなどの要因ともなるので注意が必要です。
医療脱毛するとチクチクする!2つの対策を紹介!
ここからは、VIO脱毛でチクチクしてしまう前の2つの対策について紹介します。
VIOが医療脱毛後にチクチクしてしまうときの対策
- 保湿する
- 肌に刺激を与えない
保湿する
医療脱毛後のチクチク感を抑えるためには、しっかりとした保湿ケアが重要です。
医療脱毛後の肌はとても乾燥しやすいので、ローションや乳液、ジェル、クリームなどを使って保湿しましょう。
VIOは角質層が薄くデリケートなため、低刺激性で保湿力のあるものや、保湿成分のセラミドなどを配合したものを選ぶのがおすすめです。
また、デリケートゾーンを洗う洗浄剤にも気をつけたいところです。
洗浄剤には肌の油分を除去するものが多く、使用するものによっては乾燥を招きやすくなります。
VIO専用の保湿効果があるタイプであれば、乾燥を防ぎ気になるにおいを抑えてくれるものもあります。
しっかりとした保湿ケアを行うことで、肌トラブルや黒ずみの対策にもなるでしょう。
シャワーの温度にも注意
また、シャワーの温度も気を付けましょう。
シャワーの温度が熱すぎると、肌が乾燥するだけでなく肌に必要な皮脂まで落としてしまいます。
処理後2~3日はお風呂で温まるよりは、軽く身体を流す程度に済ませておくのがおすすめです。
そのほか、当日はレーザーを当て熱を持ったデリケートゾーンのほてりを抑えるために入浴を控えること、その後の自己処理の際に毛抜きは使わないことも心がけましょう。
一方、保湿のし過ぎによる「蒸れ」にも注意してください。
肌トラブルを避け、清潔な肌を保つようにしましょう。
チクチク感が治らなければ冷やす
保湿後もかゆみやチクチク感が治らない場合には、脱毛箇所を冷やすのも効果的です。
その場合は冷やしすぎに注意し、保冷剤などを使用する際は清潔なタオルやハンカチなどに包んで肌への刺激を少なくしましょう。
肌に刺激を与えない
デリケートゾーンであるVIO脱毛後は、肌はとても敏感な状態になっています。
施術後のチクチク感を抑えるためには、なるべく刺激を与えないことが重要です。
化学繊維や毛羽立った素材などは肌への刺激が強いので、肌に直接触れるものに関してはなるべく綿100%、絹などの肌に優しい素材を選ぶようにしましょう。
また、締め付けがきつい下着などは肌と直接触れデリケートゾーンを刺激するのでなるべく避け、通気性の良いものを選ぶのがおすすめです。
さらに、肌を清潔に保つことによって、刺激となるものを寄せつけないこともポイントとなります。
VIO脱毛後のかゆみの原因は?対策は?
医療脱毛後にかゆみが起こりやすいのもVIO脱毛の特徴といってもよいでしょう。
なかでもかゆみが起こりやすいのは粘膜に近いIラインです。
医療脱毛クリニックでレーザー脱毛する場合、前もってシェーバーで施術を受ける箇所の自己処理しておかなければなりませんが、Iラインは医療脱毛後すぐに毛が伸びてくるため、伸び始めの毛が皮膚に当たってかゆみを感じられます。
シェーバーで自己処理した毛は、毛先がまっすぐ横にカットされています。
そのため、とがった先端部分が皮膚を刺激し、かゆみとして感じられるわけです。
もうひとつVIOゾーンの医療脱毛後にかゆみが感じやすい原因を挙げるとしたら、処理の際に肌に加わったダメージの影響が考えられます。
毛抜きやカミソリで処理した場合はもちろん、医療脱毛クリニックで毛根に熱を加えてレーザー脱毛を行った場合でも皮膚は何らかの刺激を受けます。
かゆみは皮膚がダメージを受けた状態から元に戻ろうとする際に発生するものです。
ですから、できるだけダメージを小さく抑えておけば大掛かりなケアが必要なくなります。
VIO脱毛した後の保湿クリームって何を塗ればいい?
VIO脱毛の後に使う保湿クリームは、基本的に身体に使うものと同じで構いません。
ただし、デリケートな部分ですから、なるべく刺激の少ない、敏感肌用クリームを選ぶとリーズナブルにお手入れできます。
脱毛サロンでVIO脱毛を受けるなら、脱毛サロンおすすめの保湿クリームを使ってみるとよいかもしれません。
脱毛サロンではVIO脱毛後に適したクリームをすすめてくれるはずです。
脱毛サロンの中にはオリジナルで脱毛後に適した保湿クリームを出してくれるところもあります。
保湿クリームの効果を高めるためには、他の箇所と同様、まずはローションなどで水分を補ってから、膜を作るように保湿クリームを塗るという手順を守りましょう。
また、医療脱毛クリニックには、オリジナルの保湿クリームなどは基本的にありませんが、症状がひどいときは薬を処方してくれます。
VIO脱毛した後って毛を剃ってもいいの?
VIO脱毛した後、伸びてきた毛を剃るのは厳禁です。
ただし、次の施術に備えて前処理する場合を除いての話です。
VIOゾーンは毛が伸びてきやすいため、医療脱毛後しばらくすると「医療脱毛したはずなのにかえって濃くなったのでは?」と感じることがあります。
しかし、剃らずにおいておくと自然と抜けるようになるため、ここで慌てて剃ってしまってはいけません。
伸びてきた毛を剃ると、医療脱毛のときに傷ついた皮膚がせっかく修復しかかっているのに、また傷つけてしまいます。
皮膚がダメージを受けると、その分黒ずみにもつながるため、無駄に刺激を与えることはできるだけ避けなければなりません。
ですから、VIO脱毛の後は毛を剃るのはやめた方がよいでしょう。
VIOのアンダーヘアを自己処理している方へ
VIOのアンダーヘアは自己処理で済ますという人が多いかもしれませんが、自分で処理しにくい箇所は医療脱毛クリニックで脱毛してもらった方が断然きれいに仕上がります。
例えばVIOゾーンは、自己処理しようとすると手探りで行うことになってしまいます。
VIOゾーンはデリケートゾーンでもあるため、毛抜きで力任せに毛を引き抜いたり、カミソリで剃ったりすると取り返しのつかないダメージを負うことになってしまいます。
ですから、少なくともVIO脱毛は自己処理より医療脱毛クリニックで脱毛してもらうことをおすすめします。
医療脱毛クリニックでの脱毛は、メラニン色素にだけ反応するレーザーを当て、毛根に熱を加えて抜けやすくする「レーザー脱毛」が主流です。
つまり、脱毛と言っても毛を引き抜くのではなく、毛根の働きを弱めて自然に抜けやすくするという方法なのです。
しっかり対策して快適なVIOをめざそう!
脱毛後に悩まされるチクチク感は、施術後の適切なケアによって軽減することができます。
気を付けたいポイントは脱毛後に保湿をすることと熱を持っている場合は保湿より前にしっかり冷やすことです。
施術前に行う自己処理ではなるべく刺激の強いカミソリは避けて肌に負担の少ないシェーバーを使う、脱毛後には保湿を行い患部を清潔に保つなどしっかりと対策を行いましょう。
VIOの脱毛は自己処理では処理しづらい箇所なので医療脱毛クリニックだとアフターケアもおこなってくれるのでおすすめです。