化粧品で肌が荒れやすい、季節の変わり目になると乾燥する、すぐニキビができるなど、肌荒れしやすい人は脱毛をするときも心配ですよね。
ここでは、肌荒れしやすい人が脱毛をするときの注意点についてまとめました。
どうすれば安全にツルツルの素肌になれるのか、一緒に見ていきましょう。
脱毛は肌荒れに注意!処理が終われば美肌に
脱毛は毛を除去するときに毛根や周辺の皮膚、肌表面に少なからず影響を与えます。
肌が丈夫な人でもお手入れ方法を誤るとかゆみや赤み、炎症などのトラブルを起こすことがあるため、肌が弱い人は、人一倍肌荒れに気をつけなくてはいけません。
ただし、肌が弱いから脱毛できないというわけではなく、脱毛することで肌トラブルが減ることもあります。
例えば、毛がなくなることで毛穴が引き締まれば、キメが細かくなるだけではなく、毛穴に皮脂や汚れが詰まらなくなってニキビができにくくなります。
ムダ毛が気になるたびにカミソリで剃るよりも、きちんと脱毛して処理回数を減らせば、自己処理による肌トラブルも防げますよ。
もともと肌荒れしやすい人が脱毛するとき気をつけたいこと
肌荒れしやすい人が脱毛するときは、次のことに気をつけましょう。
保湿をサボらない
肌は乾燥してしまうとバリア機能が低下し、肌荒れしやすくなります。
そのため、普段から化粧水やボディローションを塗って保湿を徹底してください。
基本的に、アルコールや合成香料、着色料など刺激の強い成分が入ったものは避けましょう。
脱毛中は特に念入りに紫外線対策をする
紫外線のA波(UVA)は、皮膚の深い部分にまで届いて活性酸素を発生させ、乾燥やシワ、たるみを引き起こします。
日焼け止めを塗る、日傘や帽子を使うなどして紫外線対策をし、肌の乾燥を防ぎましょう。
肌荒れがヒドイときは脱毛・お手入れをしない
かゆみや赤み、炎症など、肌荒れがひどいときはお手入れを中止してください。
医療脱毛クリニックでも肌荒れ中は施術できない場合が多いので、施術前に相談します。
生理中は脱毛・お手入れを控える
生理中はホルモンバランスが変化しており、肌はちょっとした刺激に敏感になります。
普段と同じお手入れ方法でも肌荒れする恐れがあるため、生理中はお手入れをお休みしたほうがいいでしょう。
ムダ毛の自己処理で起こりやすい肌荒れ・トラブル
ムダ毛ケアと言えば、カミソリや毛抜き、電気シェーバー、除毛クリームなどを使った自己処理をしている人もいらっしゃると思います。
しかし、肌荒れしやすい人は肌へのダメージが大きく、様々なトラブルが起こる可能性があります。
自己処理が肌荒れなどのトラブルを起こしやすいことはよく知られていますが、具体的にはどのようなものが見られるのでしょうか。
ここではよくみられる肌荒れの症状とその原因をご紹介します。
肌の乾燥
カミソリでムダ毛を剃ったり、除毛クリームなどの薬剤を使用したりするとお肌の表面が傷ついて乾燥を引き起こします。
とくにカミソリは事前にボディローションを塗って滑りをよくしておかないと、乾いた肌をこすることでかさつきがひどくなります。
肌荒れの原因にもなるので、自己処理後に保湿ケアは欠かせません。
かゆみや赤み
カミソリなどでムダ毛を剃ったあとに、皮膚の表面が傷つき、かゆくなったり、赤いボツボツが出たりすることがあります。
これは、シェービング剤を塗らなかったり、量が足りなかったりすることで、肌表面の角質層を削ってしまうことが原因で起きるカミソリ負けです。
またカミソリ負けは、古い刃のままのカミソリを使ったり、切れ味の悪いカミソリを使ったり、同じ箇所を繰り返し剃ったり、逆剃りしたりすることで起こりやすくなります。
また、体質によっては除毛クリームの薬剤でお肌が荒れるケースもあります。
かゆみや赤みが出ている状態で脱毛してしまうと、症状の悪化につながるので絶対にやめましょう。
色素沈着
カミソリで同じ箇所を繰り返し剃ってお肌に刺激を与え続けるていると、摩擦によるメラニンの色素沈着が起こりお肌が黒ずんでしまいます。
せっかくムダ毛がなくなっても、色素沈着してシミのような黒ずみが残ればかなり目立ってしまいます。
メラニンの発生を抑えるため、お肌にできるだけ刺激を与えないようにすることが大切です。
毛嚢炎
毛抜きやブラジリアンワックスで脱毛したあとは、毛穴が開いています。
この開いた毛穴から細菌が入り込み、炎症を起こした状態が毛嚢炎です。
悪化すると化膿して、ニキビのような膿をもちます。
無理に膿を出そうとすると、痕が残ることもあるため注意が必要です。
でも、ここまでひどくなった場合は皮膚科を受診してください。
医療脱毛クリニックでの脱毛が肌荒れを防ぐ!?
医療脱毛クリニックでは、プロが肌質や毛質をチェックしてから処理に入るため、自己処理より安全にムダ毛ケアができます。
店舗で使われている脱毛機器には、脱毛だけではなく美肌効果のある機種も多く、肌荒れしやすい人も安心して受けられるよう工夫されています。
ただし、肌質を調べてくれない、照射レベルを調整しないといったサービスの悪い医療脱毛クリニックには注意が必要です。
無料カウンセリングで話を聞いたりして信頼できるかどうかを見極めてください。
また、脱毛方法によっては肌荒れする可能性もあります。
レーザー脱毛は、黒色に反応して毛根を破壊する脱毛方法ですが、肌にあわない場合や照射レベルが強すぎた場合はお肌が荒れしてしまうかもしれません。
そうならないために、肌荒れしやすい体質であることを事前にスタッフに相談し、かゆみや赤みなどトラブルが出てしまったときはすぐに脱毛を中断し、皮膚科に相談してください。
自己処理と医療脱毛クリニック、どっちが良いの?
肌が敏感な方や弱い方は、医療脱毛クリニックの脱毛に少なからず不安があると思います。
医療脱毛クリニックの中には肌への負担を軽減し、敏感肌の方でも脱毛ができるように、脱毛をする部分に専用のジェルやローションを塗るところもあります。
痛みは個人差がありますが、ほんの一瞬軽い痛みを感じる程度で、中にはまったく痛くないという方もいます。
実は「剃ったり、抜いたり」する自己処理を続けることのほうが肌へのダメージは大きく、「乾燥」「黒ずみ」などの肌トラブルの原因となります。
医療脱毛クリニックでの脱毛は、自己処理のように頻繁に繰り返さないので、お肌への負担が減り、肌の状態を今以上に悪化させるのを防ぐ事ができます。
また、医療脱毛クリニックではほとんどの場合、お手入れ後のアフターケアが行われます。
脱毛後の肌は敏感になり炎症を起こしやすいため、スキンケアが非常に重要です。
レーザーを当てた部位を冷やしてトリートメントすることで、ダメージをケアします。
それでも「敏感肌なので不安・・・」という方は、無料カウンセリングの際にご自分のお肌の状態について相談するといいですよ。
脱毛する前に、肌荒れができてしまったら?
肌荒れなどがある場合の脱毛については、下記のように対応しております。
傷跡・ニキビ・痣の場合
脱毛前に肌をチェックし、該当箇所を避けて施術します。
ただし、範囲が広いなど、肌状態によっては脱毛ができない可能性もあります。
また、肌に何らかの異常がある場合も脱毛はできません。
アトピー肌の場合
肌状態が安定していれば、脱毛することは可能です。
ただし、お薬を塗っている場合は施術できません。
お肌が極端に弱い場合
お肌が極端に弱い、ケロイド体質、光過敏症、そのほか皮膚に何らかの異常がある場合は脱毛できません。
ヘルペスができた場合
脱毛部位にかかわらず、ヘルペスが完治されるまで施術はできません。
肌状態が心配な方は、カウンセリング時や事前の肌チェックの際に、クリニックのスタッフにご相談ください。
脱毛後のお手入れ(アフターケア)方法
脱毛後の敏感な肌には、アフターケアは欠かせません。
特に、脱毛直後は肌に刺激を与えないように充分注意してください。
夏は日焼け対策が必要ですが、脱毛直後は敏感なお肌にダメージを与えるため、日焼け止めや制汗剤は使用せず、日傘や帽子などで日焼け対策をすることをおすすめします。
また、脚を脱毛した場合は、ストッキングやタイツなど脱毛した場所を締めつけてしまう衣類はなるべく避けてください。
そして自宅でのアフターケアも重要です。
脱毛期間中のホームケアについて
脱毛期間中は、ご自宅でも保湿を徹底することをおすすめします。
お風呂に入るときは、湯船には入らずにぬるめのシャワーのみで済ませます。
体を洗う際はタオルで肌を強くこすらず、手のひらでやさしく洗ってください。
脱毛した部位の毛は、2週間程度で自然に抜けていきます。
気になるからと毛抜きなどで引っ張ると肌のダメージになってしまうので、なるべく触れずにそっとしておきます。
医療脱毛クリニックに通っている間に自己処理が必要な場合でも、最低3日間は肌を休ませてください。
施術当日以降もしっかり保湿することで、お肌の状態を健やかに保つことができるので、クリームなどで保湿を欠かさないようにしてください。
また、自己処理は入浴後など肌が清潔な状態のときに行いましょう。
脱毛後にもしっかりとケアをすることで、次回の施術がより効果的になることでしょう。
もしも脱毛後に肌荒れしてしまったら?
脱毛後、かゆみや赤みが出てしまった場合、まずは患部を冷やします。
保冷剤を直接当てると刺激が強すぎるので、水に濡らして固く絞ったタオルを当ててかゆみと赤みが引くのを待ちます。
かゆみや赤みはやけどのような軽い炎症を起こしている状態で、患部には熱がこもっています。
入浴によって温めてすぎてしまうと症状が悪化し、雑菌が入るとさらなる炎症を引き起こす可能性があります。
症状が治まるまで2~3日かかることもあり、この期間中は湯船に入るのを控えて入浴はシャワーで済ませてください。
体を洗うときはタオルでこすらず、手のひらに泡を乗せて優しくなで洗いします。
飲酒を控える
アルコールを摂取すると体の血行が良くなって肌に熱がこもり、かゆみや赤みがひどくなることがあります。
血行が良い状態で脱毛すると、十分に冷却しても赤みが引かなくなることもありうるので、脱毛前後は禁酒します。
ある程度かゆみや赤みが引いてきたら、ボディローションやクリームを塗って保湿します。
保湿ケアは肌荒れしていないときにも効果的で、レーザーによって刺激を受けた肌に潤いを補給することができます。
肌荒れが気になるときは、アルコールなどが入っていない低刺激なローションや敏感肌用のクリームを使ってください。
肌に負担のかかりにくい方法で日焼け対策をする
脱毛期間中の日焼けはNGなので紫外線対策は必須ですが、肌荒れしている場合は日焼け止めクリームを塗るのではなく、長袖や日傘で対処します。
脱毛施術を受けた箇所の毛を剃ったり抜いたりすると肌への負担がかかるため、自然に抜け落ちるのを待ちます。
脱毛後のかゆみや赤みは、冷却と保湿で数日経てばきれいになります。
なかなか解決しない場合は皮膚科に相談してください。
肌荒れ・トラブルが起きている間の脱毛は?
肌荒れやトラブルが起きているときは、基本的にどこの医療脱毛クリニックでも脱毛を断られてしまいます。
レーザー脱毛は肌へのダメージをできるだけ抑えながら施術を行っていますが、もともとの肌が炎症を起こしているとさらに悪化してしまう恐れがあるためです。
まずは肌荒れやトラブルが完治するまで待ち、症状が回復してから施術を受けましょう。
早くムダ毛をお手入れしたいという気持ちは分かりますが、肌がボロボロだとせっかくムダ毛がなくなっても魅力が半減してしまいます。
美容と健康のため、肌荒れやトラブルが起きてしまった場合はスタッフに相談してください。
一方、もともとアトピー肌、敏感肌の方でも肌の状態が良好であれば施術が受けられます。
スタッフが肌の状態をチェックしてから判断するので、脱毛できるかどうかは直接確認しましょう。
傷痕やニキビがある場合は、患部を避けてお手入れすることがあります。
ただし、広範囲に広がっている場合や脱毛したい部分にある場合は施術はできません。
また、肌荒れで皮膚科に通院している場合は、医師の同意書などの提示を求められることもあります。
安全に脱毛を行うために、無理はしないようにしましょう。
肌荒れしやすい人におすすめする医療脱毛クリニック
「肌荒れしやすい」「肌が敏感で心配」という方は、丁寧なカウンセリングと施術を行ってくれる医療脱毛クリニックを選びましょう。
無料カウンセリング
契約前の無料カウンセリングの際に、肌やムダ毛に関する悩みを相談し、肌質と毛質をチェックしてもらいます。
脱毛施術が可能な状態かどうかをちゃんと確認してくれるところであれば、肌荒れが心配な方でも安心できます。
無理な勧誘や商品の押し売りなどは一切なく、脱毛するかどうか迷っているときに親身になって相談できるかチェックします。
医療脱毛クリニックなら蓄熱式脱毛
「蓄熱式脱毛方式」といって肌への負担を抑えながらムダ毛を施術する脱毛機を採用しているところがいいと思います。
通常のレーザー脱毛では直接毛根にダメージを与えますが、「蓄熱式」ではバジル領域に効果を発揮します。
従来のレーザー脱毛と比べて痛みが少なく、やけどや炎症といった肌トラブルを起こしにくい施術方法です。
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アフターケアが行き届いている
施術後のアフターケア、贅沢をいえば、施術前と施術中にもお肌のケアをしてくれるところがいいと思います。
医療脱毛クリニックには美容整形も行っているところもあるので、施術後の冷却から美肌ケアまでプロのスタッフがしっかりアフターケアしてくれるところが多いです。
施術スタッフの技術力が高い
スタッフは、脱毛や肌のことをしっかりと学び、たくさんの経験を積んだ専門家ばかりです。
医療脱毛クリニックでは看護師の免許を持っていないと施術ができないので、豊富な知識と高い技術力を持っているところがいいです。
肌荒れが心配なら信頼できる医療脱毛クリニックへ
肌荒れしやすい人はムダ毛を自己処理してしまうと、かゆみや赤み、炎症など様々な肌トラブルが発生する恐れがあります。
安全にツルツル肌になりたい人は信頼できる医療脱毛クリニックを探しましょう。
肌質や肌荒れの程度によって、施術内容や照射出力を考慮してくれるので、お肌を健やかに保ちながら脱毛できますよ。